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RYUSUKE FUDA

Author:RYUSUKE FUDA
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五十嵐。

五十嵐という男がいる。

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サッカー部にイケメンがいるのは入学してちょっとすると自然に耳に入り、そのうち顔も分かった。

なんとなくいけすかない野郎だなぁと思ってた、高校生なんて違うクラスで違う部活だとなんとなく敵に思ってしまうのは自然。

それから2年間、クラスが一緒になることもなくお互い顔と名前は知ってるし共通の友達もいっぱいいるのに特に話すこともなく過ぎていった。

高校3年になり、私は予備校に通い始めた。五十嵐は私が入る前からそこに通っていた。予備校には各自自習室が与えられ、私の自習室は五十嵐の自習室の隣の部屋になった。

同じ高校ということで自然と話すようになる。毎日のように予備校で顔を会わせ、土日も予備校に行き昼にマクドでハンバーガーとマックチキン(今は亡き)と水を頼み、いろんな話をした。

受験期の私は勉強の合間に映画を見るのが楽しみだった。五十嵐は当時から映画がかなり好きで、一緒にゲオに行っていた。今でも忘れないのは、あいつが映画初心者の私にミスティックリバーを薦めたことだ。普通初心者の高校生にあれを薦めるか?(笑) 今の私の映画好きは半分くらい五十嵐のおかげと言っていいだろう。

大学ではお互い大阪新潟で一人暮らし。よくスカイプで近況報告や最近見た映画の話を朝までしていた。二人で韓国を一周したりもした。その時ももちろん釜山で韓国の映画館がどんなのか知りたくて映画を見た。二人で韓国人がエンドロールを見ずに席を立つのを見て驚いた。

大学卒業後、五十嵐は大学院へ。私はロースクール受験に失敗し浪人。と思ってたら、地元を巨大な地震と津波が襲い状況が一転。私は就職する決意をし、3ヶ月間の就活を経て来年の4月から東京でエンジニアとして働くことになる。一方五十嵐は大学院へ行きつつ国家試験の勉強をし試験をパスし同じく来年の4月から東北大学の職員となる。五十嵐は優秀で大学院を卒業すれば就職は余裕で大企業に決まっていただろう。しかし、これは憶測だが、彼は地元宮城を何とかしたい、地元のために働きたいと思い、また教育に携わりたいと考え選んだんだと思う。

浪人から一転、就職の私。大学院を中退し東北大の職員に就職。働き始めは一緒。これは何か数奇な運命だと思った。

前に五十嵐が"海の上のピアニスト"の

何かいい物語があって、それを語る相手がいる。それだけで人生は捨てたもんじゃない。

という部分が好きと言っていたのをたまに思い出す。

これからもこんな感じでお互いの人生を数奇な運命と共に生きていくんだと思うと楽しみだ。



最後にひとつ言いたい。
オレはゲイではない。











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  • Date : 2011-10-18 (Tue)
  • Category : people.
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